本日，「NEW NORMALにおける法律事務所経営の悩み」と題して，創知法律事務所の藤本一郎さん，早稲田リーガルコモンズの河崎健一郎さんと私の３人で対談し，その状況をzoomで配信するということを試みた。
もともと３人は，４年前の日弁連臨時総会で，司法試験合格者を減らすべきという決議を阻止しようとして藤本さんが動議（第三案）を出そうとしたとき*1をきっかけとして，ときどき会って酒を飲む関係が続いていた。先日，コロナ禍での状況について話し合うzoom飲みをして，その場の勢いで，この話題を拡張してzoomで配信しようということになった。上記フライヤーはその直後に勢いで作った。
しかし，その後，特に何の準備もしないまま当日を迎え，直前になって河崎さんがアジェンダを作ってくれた。
まあ，誰も来なければそれはそれで３人で話せばいいから問題ないよね，などと話していたが，結局，ピーク時には５０人ほどの方に視聴していただいた。
テーマがテーマなだけに，法律事務所の経営者の方が多くいらっしゃったようで，むしろこちらから話を聞きたいぐらいだったので，果たして意味がある内容だったのかどうか不安が残る。
最後には，三輪記子先生の提案で，ツイッターハッシュタグ「#コロ弁」が決まり，いくつかの感想も寄せられた。
コロナの影響で，われわれの働き方だけではなく，業界の変化，淘汰のスピードが加速していくだろうというのが私の考えだけれど，悪いことばかりでもない。というのも，以前であれば，仲間内の雑談をネットで中継しようなどということは思いもよらなかったわけで，しかも，それがTwitterだけのショートノーティスで，５０人もの人に聞いてもらえるというのは，コロナがなければ起きてなかったことだ。そういえば，自分も，ここ２ヶ月くらい，ネットのセミナーや，もっとカジュアルな対談・トークのような場に気軽に参加することが増えた。
せっかくなので，おじさん３人のトークだけでなく，昔あったRyu's Barのように，毎回ゲストを招いて対談するというのも悪くない気がする。・・と考えていくと，Youtubeでよくありがちな企画になってしまうが。
ともあれ，本日の対談にお付き合いいただいた藤本さん，河崎さん，そしてご視聴いただいたみなさま，どうもありがとうございました。
