今年もほとんどブログを書かなかったので、最後に「今年買ったもの・サービス」という観点から1年を振り返ってみます。
第10位 棋になる折れ盤
うちで将棋の盤駒を出すことは年に数回あるかどうかです。これまでは、一寸盤を使っていましたが、大きくて重くて扱いにくいのが難点でした。かといってビニールや布盤では駒音がしないのが寂しいし、折れ盤(2分の1に折りたためる盤)は真ん中(5筋)が蝶番の関係で平らにならないという難点がありました。
この「棋になる折れ盤」は、蝶番がなくフラットになるという特徴で、「指す将」の間でも知られるようになり、今年買ってみました。駒音も含め、使用感がよく、これが広く売れているのがよくわかります。
第9位 吉村昭「漂流」
最近のクマ出没事案をきっかけに吉村昭の「羆嵐」が話題になることも多いですが、数年前から吉村昭の小説を読み漁ってきました。
今年に入ってから読んだものをKindleの履歴から見てみると、「漂流」「冬の鷹」「赤い人」「北天の星(上下)」「大黒屋光太夫(上下)」「白い航跡(上下)」「零式戦闘機」「帰還セズ」「蚤と毒薬」「ふぉんしいほるとの娘(上下)」と、メジャー作品以外のものもレコメンドされままに読み進めていました。
中でも「漂流」は強くお勧めしたい作品で、江戸時代に嵐に遭って漂流し、当時無人島の鳥島に漂着した船乗りの実話をもとにした小説です。吉村昭は海、船、海軍を題材にした作品が多いですが、絶望的な状況で強く生きる姿の表現力がすばらしく、先が気になって仕方なかった記憶があります。
第8位 キングダム
周りの経営者、知人から勧められたことをきっかけに、敢えて電子版ではなく、コミックスを2,3冊ずつ書店で買ったところ、家族もはまりました。70巻までようやく追いつきましたが、まだまだ終わる気配がありません。2024年1月から第5シーズンが始まるようなので、アニメにも手を出してみようかと思います。
第7位 ハズキルーペ
仕事をしているときは中近両用メガネがほぼ手放せなくなったのですが、リラックスして本を読んだりするとき(上記のキングダムを読むときとか)に重宝しました。もう手放せません。
第6位 アルファロメオ4Cスパイダー
ミッドシップ1.7リットルターボで240ps。それでいて、シャシはフルカーボンなので、車重は1トン程度で、全長も4m以下という魅力的なスペック。ライトウェイトスポーツカー好きとしては、ずっと気になっていたものの、気づいたら生産終了してしまったので、諦めかけていたところ、X(Twitter)経由でいいクルマに出会えたので即決しました。個人間売買は初めてのことでした。
12月に納車されたばかりなのですが、いい買い物だという予感がしています。
第5位 Coton Douxのシャツ
2016年にパリで偶然立ち寄って知ったブランドですが、その後、日本にも路面店があることを知り、年1枚くらいのペースで買っています。派手なプリントには少し抵抗がありますが、コロナ禍で人と対面することが減って、平日の仕事でも着やすくなりました。また、最近は無地のネクタイとの組み合わせを気に入っています。
第4位 U-NEXT
これまで、Amazonプライム、Netflix、Disney+、Youtubeプレミアム、Abemaプライムと、気づいてみれば映像コンテンツの視聴サービス重課金勢だったのですが、U-NEXTに加入したのは2023年でした。なんだかんだで最近では一番よく観ている気がします。
第3位 ダイソーのソフトソード
キングダムの影響で、末の男子がチャンバラに明け暮れ、何度ダンボールで武器を作ってもすぐ壊れるため困っていたところ、ダイソーでいいものを見つけました。圧倒的に安いし、全力で振り回しても痛くない。それでも使っているとボロボロになるのですでに4本ぐらい買っています。壊れたモノは、先端にペットボトルを付けて加工するなどして蒙武の大錘などに生まれ変わらせています。
第2位 Nychair
自宅室内と、ときどきベランダでリラックスチェアとして使える椅子をずっと探していましたが、たまたまカフェに置いてあったこれを体験し、帰宅後すぐに注文しました。折りたたんでの収納ができ、軽くて移動も楽である一方で、アウトドア用品感もないという絶妙のバランスです。自宅でのテレワーク中の休憩時や、仕事後のリラックスタイムなどに重宝しています。
第1位 ツインバード コーヒーメーカー
今年入手したものの中ではナンバーワンだと思います。これで自宅で飲むコーヒーのクオリティがぐっと高くなりました。来客もあることを想定して6杯用にしたものの、99%は3杯以下での使用なので、3杯用でもよかったかもしれません。