昨年に続いて二度目の参加(実施日は1月7日)。
昨年は,最年少参加者で,予選を勝ち抜いたものの,決勝トーナメント1回戦敗退。今年も周りを見たところ,長男より年下の子はいなかったので(同級生はいたけれど),最年少だったと思われる。
昨年の様子
http://d.hatena.ne.jp/redips/20110108/1294493902
参加者は250名ほど。予選は2勝通過,2敗失格だから,半分が決勝トーナメントに進める。30分切れ負け。
1局目,大学生に勝ち,2局目,トーナメント進出をかけた相手は小学生。関西の強豪4年生M君で,昨年の倉敷では,準決勝で対局したことがある。受付の前に,終わったら練習対局しようね,という話をしていたら,本番で対局することになってしまった。この対局では力の差が出て負け。後がなくなった。
3局目も大学生(たぶん)。NHK戸辺講座に出てくる戸辺攻めを喰らって,王手飛車をかけられたが,その後粘って勝ち。1人の小学生に負けて,2人の大学生に勝ってトーナメントに進出した。
決勝トーナメント1回戦の相手を見てビックリ。昨年負けた相手と同じ大学生。1年経っても力の差は歴然としており,ほとんどいい場面を作ることもなく負け。
小学生は全部で20人くらい参加していた。青森,兵庫,岐阜などからの参加者も。そのうち半分くらいが予選を通過したが,2人を除いて1回戦で負け,勝ちぬいた二人も2回戦で姿を消した。豆棋士たちの健闘もここまで。やはりトーナメントに出てくるのは,最低でも四段で,そこそこ勝ち上がるには奨励会の上級位者に匹敵するくらいの力が必要そうだ。
その後,関西のM君と練習将棋をひたすら指し(5局も指してもらえたそうだ),さらにそのあとも撤収まで,友だちと練習将棋を繰り返した。
長男とM君が練習将棋を指しているとき,隣ではトーナメント2回戦で優勝候補の中川さんが指していた。相手も相当強い人で,30分切れ負けの将棋なのに,互いに残り5分くらいになっても,駒がほとんどぶつからない長い序盤戦が続いていた。横で見ていた私がハラハラした。互いに残り1分くらいになって,ようやく中盤から終盤の入口に指しかかった。そこから先は,激しくチェスクロックを叩き合うガチンコのバトルが繰り広げられ,ギャラリーの数もものすごかった。結局は,猛然とラッシュをかけた中川さんだったが,時間切れとなってしまった(相手も残り10数秒だった)。この超ハイレベルの戦いを目の前で見られただけでも収穫だ。ちなみに,長男たちは,その1局の間に5局指している。