本日,第4期マイナビ女子オープンで優勝した上田初美女王の就位式に列席した。
就位式は,私のような一般人が入れるところではなく*1,雑誌などでしか見たことのない世界だったが,縁あって参加することができた。
上田先生は,保護者企画の親子将棋合宿に第1回からずっと指導者として参加してくださっており*2,保護者の一部で立ち上げた将棋連盟鰻支部からは,タイトル戦の昼食に鰻を差し入れたという縁があり*3,招待状をいただいた。私は名ばかりの「副支部長」なのだが,こういうときだけ役得をさせてもらった。
会場には,当たり前だが棋士,女流棋士が大勢。谷川先生,藤井先生らが近くを通るだけで緊張してしまう。やっぱり場違いだったのかななどと感じたりもする。
来賓スピーチやカップ・賞金の授与式の後,上田先生の謝辞では「第2局の午前中,悪い局面になってしまったところで,昼食に鰻支部から鰻の差し入れを頂き,午後からは,鰻パワーで逆転勝ちすることができました・・」などと気を使っていただいた。それにしてもプロ棋士は,独特の世界で育っていくとはいえ,若くてもみんなしっかりしていて,話が上手(中には話下手の棋士もいらっしゃいますが)。
そんなわけで,私は個人的にも鰻支部会員としても,ずっと上田先生を応援していきます。
ps1
参列者に顔見知りは少なかったが,支部長(鰻王)がいつものとおり,知り合いに詰将棋を披露していた(笑)。今回のお題は「バカ詰め」*4。支部長が戸辺先生,飯島先生,小島先生,芹田先生に「バカ詰め,5手詰です。」と言いながら見せたところ,4人合わせても合計で10秒以内で「あ,わかった」と。ところが私はその問題が解けるまで約20分。一生かかってもそこまでの将棋脳は得られないだろうな。
ps2
思わぬところで鰻支部が名を挙げることになってしまったので,来年のタイトル戦では,今年を越える企画をしなければならない。これからの鰻支部例会では企画で頭を悩ませることになるかもしれない。