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弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

親子で作る合宿2

もう2週間も前の話になってしまったが,1月29日,30日の両日,保護者たちによる企画,「親子将棋合宿」が実行された。


これは,約半年前に第1回が開催され,

http://d.hatena.ne.jp/redips/20100723/1279876036

このときですら,子ども40人と,保護者+指導陣で合計80名弱という大所帯だったが,お陰さまで好評だったこともあり,さらに規模を拡大して実施した。その結果,子ども70数名,保護者+指導者を合わせて合計120名近くが参加した。


とはいえ,会場も同じ場所であり,前回1度ほぼ同じメンバーで運営しているというのが心強い。私は,大会,対局全般のお手伝いをしたが,8-16名くらいの6クラスに分けて,各クラスに頼りになるお父さんを手合い係に配置できたのも大きい。有段者の子は30人くらいいたが,合宿参加前から全員の名前と顔がわかるほど関東子ども将棋界(?)に精通してしまった。。


この合宿のだいご味は,棋力向上というより,将棋を通じた交流。今まで大会,道場などで顔を見かけたことがあるな,と思う親御さんとたくさんお話ができるようになったのが何より大きい。単なる参加だけにとどまらず,企画,運営側に回ったことで,こういうメリットをより多く享受できたというのは一種の役得でもあるだろう。


今回は,指導陣に新たに戸辺六段が加わってくださった(前回の勝又六段,上田女流,飯島指導棋士に加えて。)。何といっても伸び盛りの若手人気棋士であるだけに,指導対局,講義,感想戦への参加,子ども大会決勝の大盤解説など,2日間ヘトヘトにさせてしまうほど活躍していただいた。


そんな中,忙しくて自分の対局などしている暇はないだろう・・と思っていたが,上記のとおり他の皆さんの活躍のおかげで,自分も指導対局を2局受けて,親プチトーナメントにも出場することができ,自分自身の対局も楽しんだ。


早くも第3回の日程まで決まっており,すでにいくつか反省点,改良点なども見直されつつある。保護者たちによる普及・交流活動が今後どうなっていくのか楽しみだ。