長男の将棋,この1年を振り返ると,大会の成果としては望み以上のものが得られたと思う。
昇級・昇段記録
2009年夏(1年生)に千駄ヶ谷道場で初段になり,2010年の夏くらいには,少なくとも三段くらいまでは到達しよう,ということになっていたが,結局は,2月に二段になったものの,その後の昇段はなかった。
http://d.hatena.ne.jp/redips/20100228/1267360428
大会記録
2010年は,2009年以上にあちこちの大会に出たかと思う。大きなところでは,夏の倉敷王将戦での準優勝と,JTこども大会東京大会での優勝。
今年最初の大会は,2月の小学生名人戦の東京23区代表選考大会。この大会は,33人と出場者は少ないものの,多くは有段者で占められる。準々決勝で敗れ,結局ベスト8どまり。東京で代表になるのは難しい。
http://d.hatena.ne.jp/redips/20100228/1267359669
次は,4月の将棋ランド最強戦。今年新たに誕生した大会で,小中学生の部に出場。この大会は1勝2敗で予選敗退。
http://d.hatena.ne.jp/redips/20100418/1271601179
同じく,4月のLPSAグリーントーナメント。こじんまりとした大会で,大人に交じって参加したが,2連敗で終了。
http://d.hatena.ne.jp/redips/20100425/1272205523
6月からは夏の大会シーズン。まずは,将棋教室対抗戦。ドラゴンカップ(5人の平均学年が4年生以下)で,三軒茶屋将棋教室から出場し,昨年の雪辱を晴らして優勝。ここで埼玉の「ノブ君」と初手合い(負け)。
http://d.hatena.ne.jp/redips/20100614/1276461942
そして倉敷王将戦の東京都予選。低学年の部,一度予選で負けた相手に決勝で勝つという幸運があり,はじめて「代表」の座を得た。
http://d.hatena.ne.jp/redips/20100620/1277041366
8月の倉敷王将戦の本戦。ここでも実力以上の成果が出て,準優勝という望外の結果を得られた。その後,松山に旅行し,松山将棋センターでも将棋を指させてもらった。
http://d.hatena.ne.jp/redips/20100807/
http://d.hatena.ne.jp/redips/20100809/1281361087
夏はデパートの大会が多く開かれるが,わが家が参加したのは,京急の横浜名人戦B級(初段から三段)。結果は,2勝2敗で予選落ち。
http://d.hatena.ne.jp/redips/20100816/1281961028
その後すぐ,丸の内キッズフェスタの小学校名人戦。決勝トーナメント1回戦,強豪相手に善戦するも,切れ負け。
http://d.hatena.ne.jp/redips/20100818/1282114805
2度目の団体戦は,3人ひと組。若駒杯(4年生以下)で,倉敷低学年代表3人で固めたが,惜しくも4位。同じメンバーで来年は優勝を狙う。
http://d.hatena.ne.jp/redips/20100924/1285258562
10月になると,秋の大会シーズン。川越市将棋大会B級(初段から三段)にエントリさせていただき,優勝。
http://d.hatena.ne.jp/redips/20101025/1287954057
11月には,昨年も参加した彩の国小学生名人戦。各地の強豪が集まり,3勝2敗(特に入賞などなし)。
http://d.hatena.ne.jp/redips/20101103/1288794036
そして,23日にはJTこども大会東京大会。壇上決戦,プロ解説付きという緊張のステージで優勝。今年はチャンピオン大会もあるということで,その出場権も得られた。
http://d.hatena.ne.jp/redips/20101124/1290543976
チャンピオン大会の1週間前,三浦三崎マグロ大会の小学生の部に出場し,準優勝。まだ冷凍庫にはマグロが残ってる。
http://d.hatena.ne.jp/redips/20101206/1291581853
JTチャンピオン大会は12月。結果は4位に終わったが,全国各地に友だちが増え,パーティなど,親も楽しんだ。
http://d.hatena.ne.jp/redips/20101213/1292186653
そして今年の締めくくり大会は,U-18将棋スタジアム。昨年に引き続きチャンピオンクラスに出るが,壁は厚く,今年も2勝1敗で予選落ち。その後,体調を崩す。
http://d.hatena.ne.jp/redips/20101224/1293199575
こうしてみると,ずいぶんたくさんの大会に出た。結果はともあれ,いろいろな方と知り合いになれたということで,私も楽しかった。
合宿
今年の将棋イベントで忘れてならないのが,保護者企画による「ときんの会・親子将棋合宿」。大人含めて80人もの参加があったが,保護者間の連携と先生方の協力により,好評を得た。これに気を良くした一部の(?)保護者たちは,さらに規模を拡大して,来年初頭に第二回を企画している。
全体を振り返る
今年は,夏ごろから少し将棋熱が冷めたようで,家で盤駒をほとんど触らなくなった。おそらく,FIFAワールドカップの影響で,サッカーをやりたがったり,見たがったりしたことの影響だと思う。ただ,秋のJTをきっかけに,新たな強敵を知り,またがんばろう,という気になったのだろう。
この1年でどれだけ強くなったのかはわからないけれど,昨日道場に行って(今年最後の営業日),宮田先生に「強くなったな」と言われたことが,本人にとってだいぶ嬉しかったようだ*1。
夏,秋は,サッカーや野球もずいぶんやったが,親子で体を動かすこともなかなか機会がないことを考えると,ちょっと小休止してよかったのかもしれない。
私自身は,ネット将棋を見たり,将棋本を読んだり,詰将棋を解いたりしているが,相変わらずちっとも強くならない。けれど,こどもの将棋を通じて,多くのパパ,ママや,指導者の方々と知り合うことができ,またその方たちと,こども抜きにして飲みに行ったりするような新たな世界が広がったというのは,最高の喜びである。
*1:普段は「よわっ」といわれることが多いので。