ブログを始めてからまもなく8年。昨年,一昨年に続いて,アクセスの多かったエントリを振り返ってみる。
今年はおそらくもっとも更新頻度が少なかったと思う。それでもPVベースでは30-40万/年くらいあった。それはブログがツイッターなどと違って「ストック」のメディアであるからなのだろうと思う。
これまでは,ロースクール在学中や合格直後に書いた勉強法関連のエントリに一定のアクセスがあったが,昨年はそれほど多くなかった。新たな合格者ブログのほうが,より新鮮で詳しい情報を紹介しているので当然だろう。司法試験合格直後には,「司法試験挑戦や勉強法について本を書きませんか」というオファーを2,3頂いたものの,断ってしまったのはちょっともったいなかったか(笑
第10位 平成24年の奨励会試験
http://d.hatena.ne.jp/redips/20120825/1345897190
10位から7位までは将棋関連のエントリが占めた。このエントリにアクセスが多かったのは「奨励会試験」「結果」などの単語でアクセスされた方が多かったからだろう。8月に合格した子の中には,小学生も何人かいるし,その中には,さっそく順調に星を伸ばしている子もいれば,苦戦している子もいる。厳しい世界だ。
第9位 第9回U-18将棋スタジアム
http://d.hatena.ne.jp/redips/20121222/1356184052
第8位 第18回彩の国小学生将棋名人戦
http://d.hatena.ne.jp/redips/20121105/1352126598
全国レベルの大会(名人戦,倉敷王将)では結果を残せなかったが,彩の国では一昨年に引き続いて連覇することができ,U-18では初めての決勝トーナメント進出から優勝することができた。だんだん子どもの大会に親がついて行って結果に一喜一憂する機会も減ってきたのは若干さみしいところではある。
第7位 JT将棋日本シリーズこども大会(東京)
http://d.hatena.ne.jp/redips/20121118/1353237862
将棋・子どもネタとしては最上位のエントリとなった。昨年のJT杯はなんとも残念な結果となったが,ギネス世界記録認定証が届いて,長男も「ギネス記録ホルダー」となった(笑。長男によれば,昨年で一番悔しい出来事だったようだ。
第6位 著作権帰属に関する契約書の記載方法
http://d.hatena.ne.jp/redips/20111220/1324310617
2011年11月のエントリ。過去にも瑕疵担保条項のことなどについて書いたことがある。この種のネタは,もっと体系的に書いてまとめたいところ。
第5位 平成24年司法試験合格発表を受けて
http://d.hatena.ne.jp/redips/20120912/1347458284
毎年,司法試験ネタが上位に来る。昨年は,自分が担当したゼミ生が受験したということで,個人的な感情があった。理想的な結果とは言えなかったが,今年も,再チャレンジ組のゼミを担当しているので,何とか結果を出してもらえるよう,支援したい。
第4位 commの規約問題から考える事業者によるデータ取得・利用とユーザの同意
http://d.hatena.ne.jp/redips/20121027/1351347623
時事ネタ。高木先生らのmentionもあって,アクセスが多かった。その後も,instagramの問題などもあって,今年は利用規約に関する問題が多発する予感。
第3位 ソクラテス・メソッド
http://d.hatena.ne.jp/redips/20070605/1181046867
5年以上も前のエントリだが,「ソクラテスメソッド」でググるとなぜか上位に来るため,常に一定以上のアクセスがある。でも私たちのころと違って,今では誰もロースクールで「ソクラテスメソッド」とは言わなくなったのでしょうか?
第2位 社会人からロースクールへ進むというキャリア(4)
http://d.hatena.ne.jp/redips/20120112/1326379220
5年前に題記のテーマで(1)から(3)を書いた後の続編。想像以上に弁護士というキャリアの逆風が強くなっているけど,最近ではむしろ,新規参入社会人がみんな避け始める中で,敢えて挑戦するということで勝ち組を狙えるのではないかと考え直し始めている。
第1位 2012年IT・ネット法務・勝手10大ニュース
http://d.hatena.ne.jp/redips/20121223/1356266198
年末のエントリなのだが,これが一番アクセスが多かった。たくさんの人に拡散していただいたお蔭。自分の備忘録として書いたつもりだけど,多くの人の参考になってもらえればありがたい。