Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

成績通知書

本日帰宅したら,司法研修所から封書が届いており,中には「成績通知書」が2枚入っていた。


司法修習の成績は,自分から請求しない限り開示されることはない。私は,確か,二回試験期間中に研修所の窓口で申請したかと思うが,請求したことなど,すっかり忘れていた。


今回,成績通知書を見て,はじめて開示内容がわかった。次のようなメッシュで成績が開示される。


実務修習は,「民事裁判」「刑事裁判」「検察」「弁護」について,それぞれ4段階の成績がつく。めったなことで一番下の「不可」がつくことはないだろうから,実質3段階である。「選択型実務修習」については,合否の2段階。これは実質1段階である。


集合修習(和光)は,「民事裁判」「刑事裁判」「検察」「民事弁護」「刑事弁護」について,それぞれ6段階の成績がつく。この段階でもほとんど「不可」がつくことはないだろうから,実質5段階である。


そして,最後の二回試験については,集合修習に対応した5科目について,それぞれ4段階の成績がつく。


それぞれの成績分布がどうなっているのかはまったくわからない。


面白いなーと思ったのは,実務修習の成績。なんというか,そのときそのときのモチベーションというか意気込みがほぼストレートに成績に表れている。集合修習については,2か月間,毎週毎週起案をして,そのつど成績が示されており,おおよその予測はつくもので,特に新鮮味はない。二回試験は順調すぎる結果だった。