Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

ホームグラウンドへの帰還

以前にも書いたと思うが,修習最後の2ヶ月は,選択型実務修習である。


何もプログラムを選択していない期間は,弁護修習で指導を受けた事務所(ホームグラウンド)にて弁護修習を行うことになっている。現実的には,二回試験前であったり,期間も短く,しかも細切れだったりするので,全体的にはなかなかうまく機能していないのではないかと思われる。


私の場合,プログラムの選択は選択修習期間の前半に集中させ,途中からはずっとホームグラウンドで過ごすことになっている。なので,いちおう,1ヶ月少々のまとまった時間をホームで過ごす。


弁護修習は第1クールだったため,約9ヶ月ぶりのホームだった。しかし,当時私がお手伝いをしたり,傍聴させてもらったりした事件が現在もたくさんライブで進行中で,弁護修習で関わった事件の「その後」を見ることができるのは,選択修習の面白い点の一つである。


時間的な制約もあるので,事務所で扱うすべての事件に関わることはできない。なので,新件よりも,上記のような以前関わった事件を優先的に関与させてもらうようにしている。