2日前になるが,母校(学部・修士のほうではなく,ロースクール)の法曹OB会に出席した。
年に1度開催されているが,例年,司法試験合格者の祝賀会をかねている。昨年は,修習開始直後に開催されたため,多くの合格者はすでに地方に飛んでおり,一部しか参加できなかったが,今年は修習開始前ということで,多くの合格者(旧試も含む)が出席した。というより,出席者全体の3分の2ぐらいは合格者だったと思う。
一方,われわれ新61期は,二回試験を1週間後に控えているという日程の都合上,出席者は極めて少なかった(私を含めて2名のみ)。もうちょっとたくさん出席していると思ったので,ちょっとビックリ。やっぱりみんな勉強しているんだろうなあ。
今年の合格者の人とお話をして感じたのは,昨年以上に就職状況が厳しくなっているということ。昨年は,就職活動をしていない人は別として,活動を開始していた人の多くは,苦戦しながらも修習開始前に内定をもらっていたように思うのだが,今年は活動をしっかりやってもなかなか内定までたどり着けないようだ。
やっぱり,以前当ブログで書いたように,手裏剣のようにエントリーシート,履歴書,成績証明書などをばら撒く方式では宝くじに当たるぐらいの確率でしか内定はもらえない。ここはOBや,友人の修習生など,血の通ったルートを使い,足で稼ぐほうが,昔ながらの方法かもしれないが,期待値が高まるし,双方納得の上でのマッチングができると思う。
※昨年出席したときのエントリ