ロースクール卒業生の就職活動(弁護士事務所への入所活動)について取り上げたいと思う。
新61期の司法修習はまだ始まったばかりだから,われわれの就職活動というのは,修習を無事終えた時,すなわち,今年の12月以降に働き出す事務所を探す活動ということになる。
詳しいことは忘れたけれど,あまりに早い時期から就職活動したり,事務所側が内定を出すということになると,修習生が修習活動に専念できなくなったり,かえって進路の幅を狭くしたりしてしまうということで,採用活動・求職活動の自粛が呼びかけられているのだと思う。しかし,現実には,現時点で就職活動しているロースクール卒業生,司法修習生は多数いるし,すでに事務所から内定(内々定?)をもらっている人も多いようだ。
そんなわけで,現時点で行われている採用活動・求職活動がどこまで許されていることなのか微妙ではあるが,私が経験した事実,および知人から聞いた事実などをもとに,少しずつ書いてみようと思う。