3年次必修科目である「法律英語」が始まった。
英語に関してはさまざまなバックグラウンドを持った人も集まることだし,まあ,比較的簡単なのではないか,と期待していたところ,大きく裏切られた。考えてみれば私は,ここ数年まるっとドメスティック生活だったわけで,恥ずかしながら5年以内に3行以上の英文を書いたことも,A4一枚以上の英文を読んだことも,外国人と1分以上英語で話をしたこともなかったから,かなりキビシイ。
にもかかわらず,先生からの質問は,まるで町内会のソフトボールぐらいしか経験したことない人やプロ野球選手も混じっている中で,相手を選ばず,甲子園を目指す高校の野球部並みのノックを浴びせるような感じである。
まあでも,内容はかなり一般教養としては高度であるが,充実しており,期待できる。授業中はちょっと嫌な緊張感があるものの,かつて新入社員のときにUSで外人の中でいっしょに研修を受けさせられたときのことを思えば,ずいぶんましである。
それにしても,法律英語も必須だし,既修者は英米法も必須である。ドイツ語によるゼミもあったりする。中国にも力を入れている。本学も「国際派」を柱と掲げているだけに,この点については看板に偽りがないかもしれない。