大学の掲示板に貼り出されていたけれど，今年の試験（新司法試験１回目）の出願者数は約2100人だった。法科大学院の卒業資格を得ないと受けられないから，受験者数が確定したわけではないけれど，ほぼこの人数が5月に受けることになるだろう。
初年度は周知のとおり，第1期既修者しかいないから，受験者数が少ない。そして，合格予定者数も目安が1000人とされているから，出願しても受験しない人がわずかばかりいるとすれば，合格率は約50%。これは初年度だけの特典である。
第1期の既修者の入学者数が，どれぐらいだったのかわからないけれど，この人数からすると，入学した人はほとんど留年，退学，転身せず，受けることになりそうだ。意外に現行試験合格で抜けてしまう人も少ないのかもしれない。もっとも，本学の場合，第1期既習の皆さんはとても優秀なので，すでに20名弱が現行試験で合格してしまったらしく，入学者の25%ほどは受験しなくなってしまったのだが。
