Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

二年目スタート

うちの大学では,法科大学院だけは1日から講義が始まる。2年目は,既習者と未修者が合流する。既習者が何人入学したのかわからないが,定員ベースでは未修:既習は3:7なので,先住民だったはずの未修者は,4月からはマイノリティになる。


1日に講義室に入ってみると,知らない顔が大勢。お互い,あいさつを交わす間もなくフツーに講義がスタートしてしまった。しかし,既習者は,入学式もやってないうちから講義が始まるというのはずいぶんとシンドイと思う。


1年目の昨年と違って,既習者は法学部からの持ち上がりが多く,6割ぐらいを占めているらしい。だから既習者どうしも顔見知りが多いようだ。そんなこともあって,公表された情報によると,既習者の平均年齢は24歳だから,自分とは10才近くも離れている。とても若い。


自習室を場所取りに悩まずに広々と使い,講義室も席を一つ置きに使い,気兼ねなく授業後に先生に質問する,というような先住民特権は今年からは失ってしまうのだろうか。