やはり今日はこの話題を書かずにはいられない。
法務省のウェブサイトをみると，さっそく法科大学院別の受験者数，合格者数などの一覧が出されている(http://www.moj.go.jp/SHIKEN/SHINSHIHOU/h18-04kekka.pdf)。各法科大学院関係者(学生も含め)がもっとも気になっていたことの一つである。
本学は受験者数がそれほど多くないが，合格率は極めて高かった。現行試験合格により新司法試験を受験しなかった人を含めると，本学の既習者１期生として入学した人の９割ぐらいがすでに(新旧)司法試験に合格したことになる。このことは我々をホントに勇気付けてくれる。
もっとも，今年の合格率が高かったからといって，我々が安心できることにはまったくつながらない。そもそも来年は受験者数も激増するから，予定合格率そのものが下がる。また，１期既習者がたくさん合格したからといってわれわれ未修者も合格率が高くなるともいえない。さらに，われわれの世代と比べて１期既習者のほうがかなり実力があるということは当法科大学院の先生方の多くが認めていらっしゃる。とはいえ，上述したように，勇気付けられることには変わりない。
自分もあと１年後には，落胆か歓喜かを味わうことになる。これからあと約240日，悔いの残らぬようやるしかない。
