東京弁護士会の会員であれば，全６回（１回２時間）が12,000円で受講できる。資料も充実しており，講師陣も経歴十分（毎回講師は違う）で，説明も上手だから，かなり満足度が高い。毎回後半で行われる最新判決紹介も，資料が充実していて勉強になる。
ちなみに，テーマは，
第1回，第2回 特許権侵害訴訟入門
第3回 特許審決取消訴訟入門
第4回 商標関係訴訟
第5回 不正競争関係訴訟
第6回 著作権関係訴訟
内容は，割と基礎的な内容が多く，普段の事務所の実務で経験したり勉強したことの復習でもあるから，理解が定着しやすく，それが満足度が高くなったことの理由かもしれない。
一般に，セミナーや研修は，ある程度知っている内容のほうが，吸収もしやすく，集中力が途切れにくい気がする（程度の問題で，あまり知っていることばかりだと退屈してしまうけれど）。逆に，２，３割しか知らないと内容についていけなかったりして眠くなりがち。
一方，東京弁護士会が提供する金融商品取引法専門講座の６回シリーズについては，今のところ(第1回，第2回のみ出席，第3回は欠席。)，満足度が高くない。もうちょっと勉強してから臨まないとダメなのだが，理由はもうちょっと別のところにも・・
