弁護士会の司法修習委員会の末席に名を連ねており,今年の私の担当は,現行63期のある班。
その班が,このたび弁護修習を開始することになり,11/20に開始式などが行われた。
現行試験の合格者はかなり減っていて,修習地は限定されていると聞くが,東京修習で,今回当会にアサインされた修習生は23名。私たちはその倍ぐらいいたから,懇親会の規模も少し小さく感じる。
たまたま私は現行組の担当になったが,現行修習と,新修習では期間もカリキュラムも違う,ということで,現行のカリキュラムについては今回初めて知った。基本的に,期間が2か月と3か月という違い(当然,新修習のほうが短い)があるので,私たちの時にはなかったものが現行修習にはある,ということがある。
一番違いを感じたのが「模擬裁判」。これのバックアップをすることが,修習委員会幹事の仕事の大部分であるように思える。そもそも,新修習では,弁護士会による模擬裁判は必須ではないので,私もやっていない。
これから3か月,ちょくちょくとゼミだとか研修旅行だとか,模擬裁判とかで時間をとられることになりそうだが,超狭き門をくぐりぬけた現行試験組とはどんな人たちなのか,ちょっと興味がある。