長男が,題記の本を,道場の先生から借りてきた。
- 作者: 北浜健介
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2009/06/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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詰将棋作家としても有名な北浜七段の本。表紙の裏には,サインとともに手書きの詰将棋が筆で書いてある。
貸してくださったのは,宮田先生ではなく,三軒茶屋道場で先生とともに子どもたちの指導にあたっている先生(アマ強豪)だ。「夏休みの宿題ね」ということで。
すべて7手詰が100問ということだが,私のようなレベルでも,前半部分はまあまあイケる。ただ,後半は難しくなってきてスタック中。
長男も喜んで見ているのだが,なにぶん,子どもなので,本の扱いが荒い。せっかくのサイン本なのに,ヘタれはじめているので申し訳ない。
最近は,角落ち,飛車落ちでも勝率5割を下回るほど棋力の差が開いてしまったのだが,詰将棋を解くスピードはさらに開いている。大人の柔らかくない頭の場合,すべての応手などを順列組合せ的に考えていくので,7手詰めだとかなり時間がかかる。それに途中で,盤面の状況がわからなくなってしまうこともある。他方,長男の場合,そのようなシステマチックなアルゴリズムを用いているわけではないだろうから,無意識のうちに枝葉をガリガリ切り取って思考時間を短縮しているようである。
確かに,この本は私にとってよい「脳トレ」である。