Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

ケンカの仲裁

子どもたちのケンカを目撃した際に,どこで止めに入るか,というのは人によってタイミングが異なる。


私の経験上,男性より女性のほうがタイミングが早い。ただでさえ,昔と比べてケンカをしなくなったといわれる世代なので,たまにはケンカをしてもよいと思う。大人が止めに入れば,確かに平和状態が訪れるものの,子どもたちの努力で仲直りするという経験ができなくなる。以上のような論理で,私の場合,ケンカ当事者に自分の子どもが含まれているかどうかを問わず,よほどヒドいことがない限り,止めに入ることはない。まぁ,せいぜい6歳ぐらいまでの子どものケンカなんて,ヒドいことにはならない,という安心感があるからなのだが。


公園で子どもたちを遊ばせつつ,親たちも談笑している,というような場面では,特に止めに入るタイミングが早いように思う。特に攻撃側となった子どもの親は,すぐに止めに入ってしまう。これは,どちらかというと子どもに対する配慮というより,守勢に回ってしまった子どもの親に対する配慮があるからなのだろう。