試験も終わったところで,6/19は,たっぷりと2時間,保育参観に参加した。
保育参観については,以前,
http://d.hatena.ne.jp/redips/20050621
http://d.hatena.ne.jp/redips/20051221
http://d.hatena.ne.jp/redips/20060621
で触れた。今回は1年ぶりである。長男のクラスは,4歳児(年中),5歳児(年長)の合同である。
毎回,軍隊のように規律の整った子どもたちに驚かされるところだが,さらにそれに磨きがかかったように思う。日課での様子も,これまでは,「色」とか,「日本地図」であったところが,今回は,さらにパワーアップしていた。
これまでは,先生が見せた物に対する答えが親にもわかっていたところ,今回は,親にはわからない,というところが決定的に異なる。例えば,絵を見てことわざを答えさせる場面があったが,ことわざをイメージした絵をみただけで,
「えびで鯛を釣る」
「一寸先は闇」
などと,答えるのはなかなか苦しい。
さらに,「名画」コーナーでは,先生が見せるA5サイズぐらいの絵を見て,子どもたちは次々と,
「ドラクロワ,ミンシュウをひきいるじゆうのめがみ!」
「フェルメール,てがみをよむ女!」
などと,先を争うように大声で言うのだが,美術に疎い私には一つもわからなかった。
ここまでくると,果たして教育上意味があるのか?とよくわからなくなるが,ともかく「へぇー」と思わせられることには間違いない。
続いて外へ出て,ドッヂボールをやることになった。4歳児,5歳児にドッヂボールができるのか,と不安になったが,幼児用ルールがあった。
それは,単に直径5メートルぐらいの円を書き,その周りから先生がボールを転がして,子どもたちは円から出ないで逃げまくる,というものであった。転がるボールに当たった子は,いわゆる「外野」に出て,子どもに当てる役割に加わる。そして,最後まで残った子が勝つというルールであった。私も,外野からボールを転がす役割や,球拾いを行った。
長男は,親たちが見ているというのに加えて,次男(弟)が見ているということで,ひときわ張り切っていたようだ。やはり,たとえ赤ん坊であっても,弟の前では兄はいいカッコを見せたいのかもしれない。