先日,次男の保育園の卒園式があった。
途中で保育園が変わっているが,合計で5年9カ月,保育園にはお世話になった。長男が通い始めた時期から通算すると,9年6カ月。送り迎えの生活もようやくあと少しで終わる。
次男は,長男以上に心配,手間をかけさせる子だったので,この日を迎えるのは非常に感慨深いこと。もう,行く前から覚悟を決めた。
前半は,進級式・発表会。各年次の発表会があり,その後,卒園式に。長男のときの私立保育園よりも規模が大きく,演出も凝っていた。保育証書を園長先生から一人ずつ受け取って,その足で,親のところに歩いて行って手渡すのだが,ひとりひとりが「お母さん,・・・してくれて,ありがとう」などとみんなの前で感謝の言葉を言う。そう言いながら保育証書を渡される親はたまらない。
そして最近の定番の,「さよなら ぼくたちの ほいくえん〜」の歌*1。
何度か保育園の卒園式には出ていて,保護者達が涙を流すのはよくみる光景だけれど,今回は,一人の卒園児が泣き出したところ,合唱中にみんなつられて泣き出してしまうというおまけつき。
そんなわけで,子育ても一つの節目を迎えた2013年の3月。
大変すばらしい式典だったけれど,残念な面も。最近では,祖父母,さらには(園児からみた)叔父叔母が列席するケースがあり,どうしても保育園の会場が手狭になる。各家庭1名分は優先席が確保されていたりするなどの,一定の配慮があるが,いろいろと子どもの着替えを手伝ったりしていて,一部の卒園時の保護者が会場に入れないというトラブルもあった。私も,なんとか狭いところで立っていたところ,「ここは出入口なので」と外に追い出されそうになってしまったくらい(うーん,その職員は私の顔を知らないはずないんだけれど)。
親たちにとっては1度だけの式典。窮屈でも構わないので,開始を遅らせてでも,全員が参加できるようにしてもらいたかった。
*1:「ようちえん」バージョンの動画の例。http://www.youtube.com/watch?v=44QxeZNQEDY 「♪ 桜の花びら ふるころは ランドセルの一年生」のあたりがグッときます。