合格発表からしばらくたって,雑誌等の取材をいくつか受けた。
テーマは各媒体によって若干異なるが,だいたい共通する点は,「ロースクール(未修)在学者」や,「今後,ロースクールを目指そうとする主に社会人」に対して,未修者の可能性を示し,勇気付けたい,というところにある。
これまでのところ,各種のメディアでは,偏った情報もしくは誇張された情報が流されており,それによって新たにロースクールを目指そうとする人が減少したり,質が低下したり,また,受験生・在校生に対して無用な不安を与えているように思う。だから,当ブログでも,誤解があれば解いていきたいと思うし,逆に,あまり知られていない落とし穴があるとすれば,警告を発していかなければとも思う。
そういうわけで,これら一連の取材の申し出があった際には,比較的時間に余裕のあることもあり,可能な限り受けさせていただいた。
これまでは単独でライターからインタビューを受ける,というものだったが,今回(11/8)は複数(私を含め4名)の合格者による座談会という形式であった。企画の趣旨から,参加者はいずれも純粋未修者。驚いたことに,その中の1名は私と前々職が同じであった。
他校の様子や,その勉強法がいろいろと聞けたことは大変興味深かった。内容は出版物の記事とも関わるが,おおむね当ブログの中で触れてきたようなことをしゃべったような気がする。まぁ,座談会うんぬんというより,なかなか知り合いになるきっかけがないような個性的で優秀な方々と出会えたことが今回の大きな収穫だった。