Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

春の親子遠足

年度末は保育園の行事が多い。今日は,親子遠足で,皇居北の丸公園科学技術館に行ってきた。


そこで,ひとつ不意討ちにあった。科学技術館をひとしきり見学し,公園の広場でお弁当を食べた後,子どもたちの体操・運動が行われた。それで予定されているプログラムは終わりだと思ったら,そのあとで,体操のお兄さん(先生)が,「お父さん,お母さんたちも見てるだけでは,つまらないですよねぇ」と言い出した。


そこで,第1ラウンドは,子どもをかついで(だっこ,おんぶ)のリレー。お父さん(もしくはお母さん)が,自分の子を好きな形で抱えてグルッと走って,次の人にタッチする,というだけの単純なリレーである。久しぶりに青空の下で走るのは気持ちいいし,チームプレーだからやる気も出てくるから,思わず全力になり,自分がどういう体勢で息子をかついでいたのか覚えていない(おそらく死体をかつぐシーンなどの姿勢だったと思う)。息子は,そうとう無理な姿勢を強いられたのであろう,次の人にタッチした瞬間,大泣きし始めるし,鼻血も出した。


第2ラウンドは,「保護者リレー」。公園の中をチームに分かれた大人たちが真剣に走り,周りを子どもたちが応援する,というだけの単純なリレーである。これは,「うちの子は大きくて重いから」などと言い訳できず,特にパパたちは,にわかに真剣になる。自分も待ってる時間に何気ない姿勢をとりながらストレッチを励行したが,おそらく明日はかなりの筋肉痛になるだろう。


「子どもの運動会で張り切り過ぎて,体を痛める父親」の気持ちがわかった。転倒して怪我したりする保護者がいなかったのは幸いである。