ロースクールに入ってからは,きちんと家計簿をつけるようにしている。キャッシュフローをきちんとモニターしておかないと,社会に復帰する前に資金が底をついて大慌て,なんてことにもなりかねない。
いちおう,入学前には何度もシミュレーションを行って,これまでのストック,妻の収入と奨学金で,授業料,保育園,住宅ローンなどをまかないつつ,やっていけそうな見通しが立った。大きかったのはクルマの処分と生保の解約。痛かったのは2度の住民税。
収入が増やせない以上,支出を抑制するしかない。仕事をしていた頃と比較すると使ってるお金が格段に減った。6月は定期代と教科書代を除くと自分の小遣いとして使ったのは1万5千円だけ。うち,美容院代が約6千円(削減の余地あり)。残りのほとんど全てが昼食代でほとんどが1日500円以下。
消費生活で変わったのは,
- タクシーに乗らなくなった
- 飲み会にほとんど行かなくなった(行くとしても安い居酒屋)
- CDや教科書以外の本を買わなくなった
- 服をほとんど買わなくなった
- カードの利用明細をみると,請求額が10分の1ぐらいになった
など。
この1年半は日本経済の活性化にあまり貢献していない。というか,全国にロースクールが林立したおかげで,消費意欲が旺盛な若者が勉強ばかりしてお金を使わないから,日本の消費はシュリンクしたのではないか。予備校へ行く人も減っただろうし。