Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

2年生の自由工作

長男は普通の公立小学校に通っているが,思ったより宿題が少ない。


ただひとつ悩ましいのが「自由研究」。昨年は,夏休み終了直前に,無理やり「将棋」をテーマにフエルト製の大盤を作ったが,同じ手は二度と使えない。


http://d.hatena.ne.jp/redips/20090829/1251530049


昨年作った大盤は,マジックテープでベリベリやる感覚も楽しかったようで,友達からは好評だったようだ。その結果,だいぶ壊れそうになった。


今年は,図書館で「小学校一二年生向け自由研究」という安直な本を借りて,身近なもの(糸とか,ストローとか,ヤクルトの空き容器とか)を使った工作(イメージ的には体操の吊り輪をする人形)ことにした。


確かに,選んだテーマは難易度マークが高かったこともあるが,長男は,工作はとにかく苦手。プラスチックの下敷きに等間隔でキリで穴をあけたり,あけた穴にタコ糸を通すことなどはほぼ無理。結局,難しいところは私がほぼ肩代わりすることになった。


そして完成し,さて,試運転・・と思ったが,竹ヒゴ,ストロー,下敷きなどの長さのバランスが悪く,人形がクルリと回転してくれない。失敗。ちゃんと寸法を書いてなかったので,適当に作ったのがまずかった。このあたり,親がずっと横についていながら反省。


失敗作を提出するというのも自由工作の意義はあるのではないか,と考えたが,それではあまりにまずいだろう,ということで,翌日,同じものをもう一個作ることにした。


さすがに一回失敗しているので,こんどは修正し,仕上がりも良くなり,うまくクルクルと動いてくれるようになった。成功。


長男には,失敗作と,成功作の両方を学校へ持っていくように話した。試行錯誤ということの意義,意味を理解してもらえればと思う。