Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

詰将棋って意外に大変

こんど出場を予定している詰将棋選手権。エントリするクラスを決めるために,昨年の問題(いわゆる過去問)に挑戦させてみた。


初級戦は,3手又は5手が6問で45分間。

http://blog.goo.ne.jp/shogi-problem/e/5dd729f6fa64d65f1c2ee04673f16858

一般戦は,7手から17手が6問で90分間。

http://blog.goo.ne.jp/shogi-problem/e/05eb96fcb6f112a606b17aa8a57b156f


初級戦は,かなり短い時間で「(全問)できたー」というので,そのまますぐに一般戦をやらせてみた。一般戦は,そう簡単にはいかなかったようで,40分間ほど苦悶し続けたが,ギブアップした(その時点で,4問分の回答が記入してあった)。


詰将棋というものは,だいたい「できた」と思えば,たいてい正解していると思っていたが,答え合わせをしてみると意外。


初級戦で2問,一般戦で2問は,手順に誤りがあった。特に初級戦の誤りは,私が見ても,「こっちに逃げれるじゃん」というぐらい簡単な応手ミス。


詰将棋のうまい人はどうやって解くのかわからないが,基本的にロジックツリーを作っていって,可能性をしらみつぶしに潰していけば,問題に誤りがない限り,いつかは解けるはず。おそらくコンピュータもそうやっているはず。ただし,手の広い問題だと,5手詰めぐらいでも,かなりの場合の数になってしまって,素人の頭の中ではもう対応不可能になる。


そこで,枝葉のうまい刈り方というのがあって,それが詰将棋の「手筋」というものだろう。私のようなヘボでは,到底あり得ないような枝葉でウンウンとうなったりするが,長男に聞いてみると,「そっちは詰まない」「それだと○○で早詰み」の一言で片づけられる。


・・などと,答え合わせを終えてみて,考えてみたが,結局,どのクラスにエントリするのか決まっていない。結局,本人に決めさせるか(90分は長すぎる,といっていたが)。

追記

詰将棋選手権のサイトを見ていたら,FAQに,

Q.
ぼくはしょうがっこう1ねんせいです.「りゅう」がむずかしくてかけません.
A.
答えはひらがなで構いません.また「▲7六歩」ではなく「76歩」で正解になります.
(こたえはひらがなでかまいません.また「▲7ろくふ」ではなく「76ふ」でせいかいになります)

http://blog.goo.ne.jp/shogi-problem/e/197013d39507d714c4fdc568c2c313c4


とあった。「龍」も無理やりながら書けるようになっているが,かなり下手なので,ひらがなで書いたほうが無難かもしれない。