長男の小学校で,いわゆる学芸会が行われた。
昨年までの保育園では,全学年のプログラムを合わせても1時間ほどで終わってしまうようなこじんまりとしたものだったが,全校生徒800名ほどの学校ともなると,全体で4時間くらいはかかる。次男の間が持たないので,3学年分ほどだけ見てきた。
1年生の演劇は,約20分ほどだが,その間に全員(約130名)が,少なくとも一回ずつセリフを言う。長男単独でのセリフは一回きり。何十回も家で練習しているので,忘れようと思っても忘れられないぐらい,私の頭の中にも残っている。劇全体とおして見ても,さすが小学生というべきか,昨年までの保育園での発表と比べると,レベルが段違い。
さらに,親のひいき目かもしれないが,一年生のレベルは上級生と比べてもそれほど劣らないように思った。全員に,大きな声でセリフをゆっくり言おうとする意識が浸透しているし,緊張とか,恥ずかしさというものが感じられない。他方,上級生になると,照れが生じるのか,早口だったり,声が小さかったり,セリフとセリフの間が重なっていたりして,聞きとりにくい場面も見られた。
それにしても,この種のイベントのたびに思うのだが,毎回カメラの放列がすごい。