小学校の夏休みは今日も含めてあと3日。今になって慌てる悪い癖が1年目からついてしまいそうだ。
1年生の宿題は思ったより少ない。私が小学生だった地域・時代よりもおそらく少ない。また,「自由研究」は「強制」ではなく「任意」だと聞いたが,噂によると,ほとんどの子どもたちがやってくるらしく,事実上の「強制」ということになっているらしい。
自由研究に着手していないことに気づいたのが昨日。テーマも決めていない。小学1年生に「研究」といっても・・。長男は,日食にも,昆虫にも興味を示さなかったことから,結局「将棋」をテーマにすることにした。アリなのかどうかはわからないが。
テーマは,クラスのみんなに将棋を教えるという設定で,大盤を作り,簡単なルール説明のプレゼンテーション資料を作るというもの。
まあ,1年生は工作道具も満足に使えないので,結局,大盤(駒も含む)作成については,親が多くを手伝うことになった。
盤は紙だとすぐに破れるので,手芸屋でフエルト生地を調達した。問題は,垂直に立てたフエルト盤から駒が落ちてこないようにする仕掛けである。通常の大盤では,マグネットが使用されているが,これは調達と工作が難しい。
そこで登場したのは,面ファスナー(マジックテープ)。盤と,駒(玉と金は片面,その他は両面)にマジックテープを貼って,移動させるたびに「ベリベリ」とはがしながら動かすことにした。操作性は悪いが,とりあえず大盤としての役割は果たせそうである。
こけら落としに,長男と角落ちで対局。必至をかけて,久しぶりに勝てそうだと思ったが,そこから23手の即詰みにやられた。
朝から始めた工作だが,やっと終了。久しぶりの工作を楽しんだのは親のほうかもしれない。