Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

4月からの身分

いちおう,3月で法科大学院を卒業したので,4月からは「学生」という肩書も外れ,完全に「無職」ということになる。


とはいえ,本学(いちおう,卒業しても,私が在籍していたロースクールをこれまでどおり「本学」と称することにする)は,比較的修了生に対する待遇がよい。


というのも,これまでの学費の30分の1程度の費用を支払うことで,「科目等履修生」という身分を与えられ,大学の施設・設備(自習室,資料室,ロッカー,コピー等)が利用できる。講義・ゼミへの参加はできないが,先生に質問することぐらいは可能だろう。半年分の費用を支払わなければならないとはいえ,試験までの1ヵ月半で十分元が取れるだろう。そんなわけで卒業生のほとんどすべてが科目等履修生の登録を済ませた。


そうなると,科目等履修生を含めると,ロースクール生は4学年分在籍することになる。これは設立当初から想定されていたことではないだろうから,設備のキャパが心配だ。在校生からすると,卒業したんだったら,さっさと出て行ってもらいたいところだろう。


しかし,まあ,当面は1ヶ月少々の話で,例年,新入生は始めのうちはあまり自習室を使わないし,いずれ自分たちも同じような立場になると思って多めに見てもらえれば幸いである(だとしても,ロースクール以外の院生にとっては,ありがたくない話だろう)。