本日,本学のジャズ研(ジャズサークル)の定期演奏会があった。
開催時期的に,その場は,その年度の卒業生を送り出す会,というようなものも兼ねている。私は,今年度で大学を去るから,その対象となりうるが,なにせ1年半前に引退(http://d.hatena.ne.jp/redips/20051106)している上に,その前ですらまともに活動していなかった。だが,今回,現役部員に連絡をもらったので,顔を出すことにした。
「今日は,パパの友だちの発表会があって,合奏をみる」ということで,長男も連れ出した。長男は先日の発表会で合奏を経験している(http://d.hatena.ne.jp/redips/20070224)ので,「大だいことか,タンバリンとかあるかな?」と,少し楽しみのようである。とはいえ,長時間もちそうもないし,自分の勉強もあるので,終わりの小1時間だけのぞいてきた。
最後は,卒業生が一人ずつ順に呼ばれてステージに上がり,花を渡されて一言あいさつする。私がその対象になっているかどうか,確認したわけではないので,果たして呼ばれるかどうか,ちょっとドキドキしたが,ちゃんと呼んでもらえた。
私がステージに上がってしまうと,客席に長男を一人残してもらうことになる。そこで,MCの女性が,「お子さんもいっしょにどうぞ」と促してくれたので,長男と前へ出る。
ホールなどと違って,ライブハウスのステージは小さいとはいえ,照明はきついし,大勢の視線が注がれる。ステージ上には珍しい楽器・機材もたくさん置いてある。そこで長男は少々面喰ったのか,かなりハイになって,ステージ上をウロチョロしては自然に笑いをとっていた。おかげで私のあいさつはどこへやら。
ほんの一瞬のできごとではあるが,長男にはずいぶん楽しかったようだ。もしかしたら「人から注目を浴びる」ということに味を占めてしまったのかもしれない。