Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

ピアノを教える

わが家には生ピアノがあるので,せっかくだから長男にもそろそろ弾かせてみようかと思う。


子どもに何を習わせるか,というのは難しい選択である。4歳の頃からたくさん習い事をしている家庭もあるようだが,現在のわが家では時間的にも経済的にもそれは無理である。幸い,保育園で,外国人先生から英語に触れる機会があることや,2週間に1度お絵かきの先生がきてくれることもあるので,それ以外のものから選ぶことにした。


結局,「体を使うこと優先」ということで,昨年秋からプール教室に通っている。しかし,ピアノもなかなか捨てがたい。


ピアノなら,私も多少弾けるので,さしあたり自宅レッスンを試みることにした。しかし,これが難しい。


まず,きちんとした時間を決めることができないので,時間を確保することができない。そしてなにより,私自身,ピアノを人に教えた経験などないので,何もわからない子どもに何からどうやって教えてよいやらわからない。


顔なじみの楽器屋さんで,子ども向けの初歩中の初歩の教則本を入手した。挿絵は昭和の香りが漂う。さっそく教則本に沿ってやってみることにした。


考えてみれば,音符の読み方,指の使い方など,何から何まで教えるのはとても大変だ。しかも相手は4歳。親子でピアノに向かっていて,先に音を上げたのは私だった。「もっとやる!」「いや,パパ疲れちゃったから,そろそろやめようか」という感じ。


本人が希望すれば,いずれちゃんとしたところで習わせてみたいところである。