おととい(12/2),発表会に出演した(発表会に関しては, http://d.hatena.ne.jp/redips/20071118/1195393661 で少し触れている)。
私の演奏に続いて,トリは私の先生(師匠)の息子さんが演奏した。先生は生粋のジャズマンだが,息子さんは楽器も違うし,バリバリのクラシック。それまでの奏者とは雰囲気も変わるし,まだ中学生だし,どんな感じになるかな?と思った。
これまで私はそれほどクラシックの生演奏を聞いたことはないが,今まで聞いた中で,文句なしに最高のフルートであった。それもそのはず,全国大会の中学生部門で優勝するなど,数々の賞を総なめにするエリート中のエリートだったようだ。
母親もジャズピアニストで,両親揃ってプロミュージシャンだが,ジャンルも楽器も違うし,直接指導したわけではなさそうだ。いったいどういう教育・指導をしたのか?
「泣こうが,わめこうが,ガンガンやらせた」そうだ。「結局,子どもの自主性に任せると怠ける方向へむかっちゃうからね」と。やっぱり,スポーツにしろ,芸術にしろ,超一流になる人は,親や身近なコーチがしっかり導いているのか。
わが家でも何か息子たちに仕込みたいと思うこともあるが,なかなかそれに付き合ってる時間もない。結局「うちは子どもの自主性に任せてる」などと考えるようにしている。やっぱり超一流は違うなあ。