２３日，２４日は，家族とたっぷり過ごしたため，今日は掃除をしたり，のんびりするつもりだったが，息子が「電車に乗りたい」というので，少しだけ外出した。
もちろん買う予定はないけれど，とりあえず適当に降りた駅の近くにあるハウジングセンターへ足を運んだ。最初に入った家で，営業マンの説明を聞きながら，「まあ，勉強のために来ました」とか，受け答えをしながら，案内をしてもらっているときの出来事。
「あれ，ここぬれてるよ」
と，息子が言うので，足元を見ると，フローリングに直径5cm程度の水たまりがある。
「あ，ホントだね，なにかこぼれてるみたいだね」と，私。
「そうでしたか，どうも，すみません」と，営業マン。
しかし，その瞬間，「まさか」という疑念が湧いてきた。ささっと息子を抱きかかえると，ズボンが冷たい。やっぱり，やらかしてしまったようだ。そこで，急にそそくさと逃げるように話を切り上げて，おいとまして，トイレのある場所へ。念のためにカバンに入っていたおむつが役に立つとは思わなかった。
気が動転して，床を（少しだけ）汚したのに，逃げてしまってごめんなさい。しかも，まるではじめから汚れていたような言い方をしたから，謝らせてしまった。さらに，逃げるように立ち去る我々に，お菓子の入ったサンタのブーツをおみやげに手渡してくれたし。そして何より，自分の粗相を「ここ，ぬれてるよ」などと，責任転嫁するセリフが本能的に出てくるとは・・
