Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

腕が抜ける

昨晩,寝る前に,息子と布団の上で格闘していたとき,何かの拍子で手の打ちどころが悪かったのか,「(腕が)痛い,痛い」と言い出した。


いろいろなだめてみたものの,しばらくはずっと「痛い」と言ってる。とはいいつつも,しばらくすると,眠気のほうが勝ってきて,あっさり寝てしまったので,なんら心配することなく,翌日の朝を迎えた。


ところが,今朝の息子の第一声が「まだ,痛い」である。肘の辺りを押さえているから,どれどれ,と触ってみると,真剣に痛いようだ。起き上がろうとして,手をついて上体を起こそうとしても,力が入らないらしく,「起きれない」という。これは少し心配だ。確かに単なる甘えではなさそう。立ち上がっても,片腕だけは,だらんとしている。服を脱がせるのにも一苦労。だが,外見上なにも問題ない。痛いものの,泣き叫ぶわけでもなく,片手で起用に一人で遊び始めている様子を見ると,深刻ではないのかもしれない。


本日は,マンション管理組合の総会の日であったため,妻が息子をとりあえず小児科へ連れて行った。小児科ではよくわからず,別の整形外科を紹介され,そこへ移動。整形外科では,いろいろ触ったり動かしたりして反応をみながら診察してもらったらしい。そして,腕を触りながら,クリッと肘をねじ込むと,先生は「あ,治った」と。息子もその瞬間に痛くなくなったという。


「腕が抜けていた」という説明を間接的に聞いただけなので,よくわからないが,人形や超合金の修理のように簡単に息子の腕を治してしまうとは,さすが,プロフェッショナルだなあ,と感心した。