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弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

耳が痛い

「耳が痛い」からといっても,別に弱点を突かれたわけではない。昨晩,息子が「耳が痛い」と言い出して,もんどりうって泣き叫んだりするので,朝一番で耳鼻科に連れて行った。


赤ん坊の頃から,鼻水が出てると,そのうちに耳にたまって(?)中耳炎になり,熱が上がる,というパターンが多くて,1歳の冬の時には冬の半分ぐらいが中耳炎だったのではないかと思われる。今回も,結局は中耳炎だった。さて,今回の発見は中耳炎だったことよりも,「耳が痛い」と言ったことにある。


これまで,親が子どもの病気,体調不良を発見する端緒はいろいろあった。例えば,理由なく泣き続けること,体に触れてみたらやたら熱かったこと,咳が止まらないこと,検温時に高かったこと,皮膚に湿疹ができていたこと・・など。


これらの端緒はいずれも親が外から見てわかることで,「おや,様子がおかしいね」と気づいて,その程度に応じて保育園を休ませたり,病院に連れて行ったりする。今回が今までと違うのは,子どもが自分から「耳が痛い」と異状を具体的に言葉で知らせたことにある。まあ,たいしたことない事件だが,これで自分の体になにかおかしなことがあれば親に知らせてくれるようにはなるのだな,と少し安心する。


ところで,朝起きたときには「耳は痛くないよ」と言っていたが,前夜の異様な痛がり方が気になったから診察開始とともに耳鼻科へ行った。様子を説明すると,中耳炎と診断されるとともに,「そこまで痛がるような状況ではないんですけどね」と言われた。あと少し騒いでたら夜間救急へでも連れて行きそうな勢いだったのだが。夕べは虫の居所でも悪かったか。