試験が終わってから10日ほど経ったけれど,試験直前や試験中にあれほど「この夏休みこそは!」と意気込んだわりに思ったほどペースが上がらない。
時間数ベースで,通常の授業があった頃と比べて平均すると2分の1の分量にとどまる(講義期間中は,講義時間も含む)。片道1時間半の通学時間がなくなったのに。見苦しいとわかりつつ,言い訳を考えてみると,
- 運動不足の解消のため,午前中にほぼ毎日,プールで泳ぐことにした。10時半ごろに家に帰ってくるが,泳いだあとは疲れて眠くなる。
- 近所のK大学の図書館が夏休み中は16:40に閉館してしまう。その後は家に戻って勉強しようとするのだが,すぐに晩御飯のしたくと,こどものお迎えの時間になってしまう。
- どうしてもこどもと過ごす時間が少なかったため,夏休み中ぐらいは,朝はちょっと遅め,帰りは少し早めに送り迎えに行ってしまう。
- セントラルリーグの優勝争いが熱い。球団史上初の連覇の可能性がある。
といったところか。今週後半から帰省するし,来週はエクスターンシップだから,気づいたら夏休みが半分終わってしまいそうで危険な状態。
ところで,このようなまとまった休みは,これまで昨年の夏休みと春休みがあったが,いずれも学習面では有意義に過ごせなかった。その原因は復習ではなく予習中心にしたところにあると思っている。昨年の夏休みでは,「来期から刑訴と民訴が始まるし,刑法は総論が難しいらしい・・」と,基本書を前から順に卒然と読んでた。春休みは「会社法と行政法が始まる・・」と,これまた漫然と教科書を読んだ。
しかし,講義が始まってみると,何の役にも立っていない。だいたい,予備知識がない段階で難しい本を前から順に読んで,知識や考え方が整理されて残る,というのはファンタジーでしかないことに気づいた。
というわけで,手形小切手法や,行政救済法などが後期からの新科目になるが,今回の夏休みは一切予習しないことにした(多少の予習指示は出ているが,初回の講義に必要な部分以外は,それも敢えて無視することにする)。