Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

進歩と退化

子どもの成長は驚くほど早いといわれるが,実際に毎日見ていると,本当に驚く。しかし,進化することばかりではなく,たまには退化する。最近退化した例として,トマトを食べなくなったことがある。1歳前後から,生のトマトを喜んで食べていたのだが,最近になってピタリとやんだ。食べさせようとしても嫌がるばかり。なぜだかわからない。


もうひとつ,困ったこととして,シャワーを頭から掛けれなくなった。これも,以前は平気で頭からザアザアかけても(多少は嫌がるが),目をつぶっておとなしくしていたのに,死ぬほど嫌がるようになった。一時期はそれを恐れて風呂に入ることすら嫌がったほどだ。

1ヶ月前に水ぼうそうにかかったとき,頭からかけるのを一時的にやめて,ひざの上に寝せた状態で頭を洗っていたが,それ以降,まったくだめになってしまった。これも理由がわからない。


ほかにも細かいことを挙げれば,スプーンの使い方が一時的に下手になったり,昨日まで一人で上り下りできた段差を越えられなくなったり。


一方,大人は進化することよりも退化することのほうが目立つ。ひとつのことを理解しても,すぐに忘れる。昨日読んで納得したことですら,もう忘れている。仮に一回理解したり,記憶したことが抜けないのだとしたら,勉強時間は3分の1ぐらいで済むような気がする。