Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

ベビーシッターさんの視点

昨日は,熱で保育園を休んだ息子の面倒をベビーシッターさんに看てもらうことにした。


その方は,前から何度か頼んだことがある人で,顔なじみである(ずいぶん前の当ブログにも登場している→http://d.hatena.ne.jp/redips/20050312/1110644354)。彼女は,赤ちゃんから小学校高学年ぐらいまで,あちこちで一時的に子どもの相手をしているが,その視点は保育士さんとはまたちょっと違うように思う。


保育士さんも確かに子どもの面倒を看るプロだが,基本は集団を相手に接する。そういうときの子どもは,自分の家で過ごす姿とはまた別の「よそいき」の姿を見せることが多いと思う。実際に,保育園での息子の様子を聞くと,良くも悪くも,家ではそんな態度しないなあ,と感じるし,家での様子を話すと,保育士さんが驚くことも多い。


一方,ベビーシッターさんは,基本的にマンツーマンである。しかも,預かる場所は,アウェーの保育園と違って,子どもにとってのホームである自宅である。だから,内でもなく,外でもない,特殊な局面になる。また,同世代の他の子どもについてもよくご存知だから,その日の状況を聞かせてもらうと,自分の子どもの姿を別の角度から知ることができる。