この週末は,いつもの三軒茶屋道場には顔を出さず,長男はいつもとは違うところで指してきた。
まず,土曜日は都内某所で行われた社団戦に向けた内輪の練習。1月に出席した大学時代の恩師の還暦祝いで,研究室時代の先輩がコンピュータ将棋の世界の発展に多大な貢献をされている方だということを知って,いろいろとお話をさせていただいたが,その方からお誘いを受けて,練習に参加することになった(もちろん長男だけ)。
全然知らない大人たちの集まりに長男をひとりで置いてくることについて,嫌がるかな?と思ったが,「勝てるかな?」「すごく強い人ばかりだったら嫌だな」という心配はありつつも,知らない人がどうだ,とか大人だからどうだ,という不安はなかったらしい。
結局,5時間近く放り込んできたが,大人時間(つまりゆっくりと指し,しかも感想戦を厚くやる)でじっくりと鍛えてもらって満足だったようだ。もしかしたら,6月以降の社団戦で補欠メンバーとしてお声がかかるかもしれない。
日曜日夕方は,戸辺先生の教室の例会。いつもの教室とは異なり,月に1度,メンバー同士の対局を行うというもの。日曜日の夜,ということもあり,最近はあまり参加していなかった。こちらのメンバーも大人中心で,基本は有段者。
今回からの新しい試みということで,リーグ戦が行われることになった。自己申告の段位をもとに,駒落ちもあるという。戸辺先生までも参加するということだが,さすがに六段で参加してもらうわけにはいかない*1。三段の長男が,ガチンコの戸辺先生には二枚落ちでも勝てそうもないことを考えると,十段くらいでもおつりがくるかも。
*1:プロの段位と,アマの段位は全然レベルが違う。アマで四段くらいで,ようやくプロの六級と同じくらいと言われている。