Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

少年弁護士セオについての対話

長男に「セオ」について話を聞いてみた。


私「話はわかったかな?」

長男「わかったよ。むずかしくなかった。」

私「(ホントかよ)どんな話?」

長男「(説明する)でもさ,あれ,最後どうなったか,よくわかんないよね。」

私「(最後がよくわからんということはよくわかってるかも*1)。じゃあ,ところで,『裁判官』って何する人?」

長男「え?ギャントリーでしょ。司会?」

私「・・(やはり)。じゃあ『検察官』は?」

長男「よくわからんかった。」

私「じゃあ『弁護人』は?」

長男「んー,質問する人。」

私「間違いとはいえないけど。何のために質問してるの?」

長男「悪い人かどうかって。」


この理解で,最後まで読み切ったことにむしろ感心すべきかもしれない。父親の職業について,もっと説明しなければ。

*1:ネタバレになるかもしれないが,最後まで読んでも有罪無罪は明らかにならない。審理のやり直しとなるところまでしか書かれていない。