長男が,森内俊之18世名人に関する本を図書館から借りてきた。
- 作者: 椎名龍一
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2008/10/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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伝記と自戦記解説から構成されている。長男は後者が目的で借りてきたようだ。
ちょっとおもしろかったのは,将棋を覚えて間もないころの森内少年に関するエピソードで,
それでも将棋が指したい俊之は1人で将棋を指した。その1人将棋は当時のスター棋士のリーグ表を作って行ったという。
(中略)
「・・そうやって将棋を指し,リーグ表に白星や黒星を記入していました。勝手に白黒をつけられた棋士の先生はたまったものではなかったと思うのですが(笑)」
という部分である(26-27頁)。
まったく長男と同じ。違うのは,森内少年が棋士の棋風を意識していたのに対し,長男はまだそのレベルには達していないところである。せいぜい,久保八段や杉本七段なら振り飛車とか,渡辺竜王なら居飛車・・とか,その程度である。