もうすぐ小学生になる長男は,「マンガ」を読んだことがない。
だからといって親が買い与えるようなものではないけれど,ツタヤで「いまだにてんとう虫コミックスが売ってるんだ・・」と驚いて1冊買ってきてみた。そこのツタヤには,1巻から45巻までほぼ全巻揃っていて,思わず何冊かまとめてオトナ買いしそうになったけど,1冊だけ選んで買った。
- 作者: 藤子・F・不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1974/11/28
- メディア: コミック
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それが5巻。普通,最初の一冊を買うならば1巻を買うところだけど,1巻のドラえもんはなんだか妙に猫背で,はじめて見るドラえもんとしてふさわしくない(と,私は思っている)。慣れてきた頃に,あのおかしな体型のドラえもんを見るのは悪くないことだけれど(もともとドラえもんの体型はおかしいけど)。
5巻は,おそらく私が最初に買ったドラえもんの単行本だったと思う。中身を見なくても,最初の話は「クイックとスロー」という薬を飲む話で,最後は戦争中に殺されそうになった動物園の象を守ろうとする話だったことは覚えている。
家に帰ってあっという間に通読してしまったけれど,すべての秘密道具,セリフ,登場人物の表情まで記憶に残っていたのには驚いた。奥付をみると,2008年10月20日増刷の161刷となっている。つい最近だ。
肝心の長男は,パラパラと見ただけで,一向に読む気がなさそう。今のところ将棋しか見向きもしない。まだ与えたのが早すぎたのかもしれない。