運動会でよく見られる現象として，「リレーで転倒するお父さん」というのが定番であるが，今回の私がまさしくそれであった。
今回は系列の複数の保育園による合同運動会であり，最終種目は保護者による園対抗リレーであった。事前にエントリー受付がされていたが，若くて「脚」に自信のある方々に譲り，私はエントリーしなかった。
ところが，これまたよくある話だが，当日の競技直前になって，「ひとり足りないのでどなたか出てください」という話になり，たまたま私がでることになってしまった。最初から出るとわかっていれば，準備運動や事前トレーニングなどをしたかもしれないのに。
ピストルとともに，走り出すお父さんたちの姿は真剣である。アンカーの一人手前の私はありがたくないことに，僅差の１位でバトンを受け取ってしまった。園児向けのトラックのコーナーは予想よりはるかにタイトで，いきなりオーバースピードで第１コーナーに飛び込んだ私は，パトリックの靴底がドリフトして，転倒。すぐさま後続のチームにオーバーテイクを許してしまう。
幸い，コーナーワークを慎重にこなしたおかげで，第３，第４コーナーで再び先行走者をかわして１位のポジションを回復してバトンをつなぎ，最終的にわれわれのチームが優勝した。
予想以上に擦過傷がひどかったのだが，まあ，骨折・捻挫・肉離れ等にならなかっただけマシで，これも良い思い出。明日以降に筋肉痛がひどくならないといいけれど。
