Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

進級と退職

4月からは,私も息子も進級する。息子は「つきぐみ」から「ほしぐみ(幼稚園の年少に相当)」へと変わる。私は2年から3年へ。


進級,といっても,今年はたまたま週末をはさむから,いちおう,「さて,来週から新年度だぞ」という気分にさせるが,基本的には,会社と同じで,月が変わったら自動的に新年度になり,新しい担任の先生に受けいれてもらう,というだけである。


今年も1年,担任の先生には本当にお世話になったので,お礼を言うため,めずらしく夫婦揃ってお迎えに行った。そして,2人の担任のうち,一人は,本日で退職されてしまう。とても残念だ。


やはりキツい職場だからなのか,保育士さんが退職するケースが非常に多い。息子が通った約2年半で,担任の先生が少なくとも5人は退職されている(アルバイト,非常勤除く)。他のクラスを含めたら,もっともっといるはず。私もかつて,異様に離職率の高い業界にいたから,退職,転職自体はめずらしいことでもないと思ってたけれど,これは少し多すぎるんでないか?と思う。


子どもを長時間預けるだけに,園への信頼,というより,保育士さん個人としての信頼関係がとても重要だ。辞められた保育士さんはみんなよい先生だったから,残念に思う。ここから先は単なる想像に過ぎないけれど,やはり,たくさん辞めてしまう理由というのは,シンドイということ,そして,それに見合った待遇がなされてないことにあるんだろう。やる気があって,能力がある保育士さんたちが長続きできない,ってことは,やはりどこか問題があるはずで,なんとかならないものかなあ,と思う。