Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

水ぼうそう

先日,「法科大学院は簡単に休めない」ということを書いたが,まさに困った事態が発生した。保育園から呼び出しがかかり,「水ぼうそうにかかってしまったようです。できるだけ早く」と言われ,とりあえず大学から1時間半かけて迎えに行った。


小児科の午後の診察が始まるのを待って,正式にお医者さんから「水ぼうそうですね。直るまで保育園に行ってはダメです」と言われた。今日の午後は講義がないため助かったが,翌日以降の「予習貯金」をつくる絶好のタイミングだけに,今日だけ見ても痛いことは痛い。通常は医者のOKが出るのに5〜10日かかるらしいから,明日からのことも当然痛い。


自分が水ぼうそうにかかったことの記憶などまったく残っていないが,それほど見ていて痛々しい病気ではないようだ。熱を測ると39度を超えているのに,部屋の中を走り回っているところを見ると,こどもは大人とは違うんだなあと思う。


ところで,医者に「今,水ぼうそうの薬の治験をやってますが,参加されますか?」と言われた。治験とは何か,ということは前からそれなりに知っていたつもりだが,自分を含めた家族にとっては初めての体験である。説明をしてくださった方は,「記録を残すなど,大変なことを頼みますが,お願いします」というトーンだったが,毎日保育園の連絡帳を書く手間とたいして変わらない。
その一方で,新薬だから効き目も早いことが期待される。しかも,決して薄謝ではない謝礼金が出る。これはオイシイと思って参加を申し出た。