Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

六枚落ち

入学式が終わって,しばらく休憩したのち,さっそく道場へ行ったようだ。


帰ってから戦果を聞いてみたところ,先生に六枚落ち*1で負けたらしい。しかも2回連続で。


約1年前に道場に通い始めた頃から六枚落ちの定跡を教わり,いくつかの変化を学び,確か,2,3ヶ月で卒業したように思う。四枚落ち,二枚落ちを経て,最近ではもっぱら(本人が希望することもあって)平手で教わっていた。その後,他のプロ棋士との指導対局の際にも六枚落ちで何度か勝たせてもらっており,本人は六枚落ちならば羽生名人相手でも勝てるのではないか,と思っていたことだろう(私もややそう思っていた)。


ところが,先生を相手に2連敗。六枚落ちでやろうと言い出したのは長男ではなく,先生からだった。おそらくは,これまで周りの人たちから多少ちやほやされて,強くなったと思い込んでいたところに対して,警告を発する意味があったのではないかと思う。終局後には,「もうちょっとよく考えてから指しなさい」と言われたそうだ。そして,「小学生になったんだから,これからは厳しくやる」的なことも言われたらしい。


確かに,ここのところ,一種の踊り場のような場面を迎えているのではないかと感じる部分もあり,今回のことがいい刺激になればと思う。

*1:飛車角桂桂香香落ち