民事模擬裁判が始まった。裁判官としての重責を感じる半日であった。
今日は,争点整理を中心に行われ,約70分間,裁判長席に座った。今後の手続では私は右陪席か,左陪席なので,実質,今日がいちばんシンドイ日である。
訴訟指揮の良し悪しは,多面的な評価であることを実感した。つまり,裁判官チーム(3人)での評価,教員からの評価,当事者・代理人からの評価,傍聴席にいたクラスメートからの評価など。少なくとも当裁判官チーム内においては,事前の準備どおりに進み,目標も概ね達成したといえるが,その他の方々にとっては,われわれの思惑など知る由もないから,評価が分かれるところである。
まあ,いずれにせよ,ひとつ肩の荷が下りたところだ。