長男が近々芋掘りに行くということで，「さつまいもについて調べよ」という宿題が出た。
渡された紙はA4一枚。上半分は絵を書く欄，下半分は７行だけ文字を記入できる欄。この宿題を言い出したのは日曜も午後。
ここで，わが家の唯一の百科事典「きっずジャポニカ」が登場する。小学校入学のころにおばあちゃんに買ってもらったのだが，今回が事実上の初登板。
編者が豪華（江崎 玲於奈、陰山 英男、荒俣 宏）。しかし，「さつまいも」の項には，７行ほどしか載っておらず，さすがにそれを丸写しするわけにもいかないし，○科の植物，などと書いてあっても・・ということで，とうとうwikipediaに頼ることになった。
驚いたことに，世界の生産量（年間1.36億トン）の84%を中国が生産しているということを知る（年間1.15億トン）。日本の生産量は約100万トンに過ぎないが，それでも世界８位。さらにその4割が鹿児島県で生産される。
私の子どものころにはwikipediaどころかインターネットがなかった。便利な時代になったものだ。もう少し大きくなったら，wikipediaの仕組みと信頼性を教えるとともに，原典にあたることを教えてやりたいが，とりあえずは「インターネットで調べると色んな事がすぐわかる」ということがわかってもらえればよし，と。
