Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

バイオリン状の楽器

今日の昼間は,次男を連れて近所の楽器店へ。


昨日のライブのときのことをちゃんと覚えていて,「太鼓が欲しい」という。

http://d.hatena.ne.jp/redips/20100911/1284211003


仮に子ども用などがあったとしても,まさか家にドラムセットなどを置くわけにもいかない。ただ,言い出したら聞かないので,とりあえず楽器を見せに行く。


そこのお店は自分がかつてレッスンにも通っていたこともあって,顔なじみ。ドラムは置いていなかったが,次男は,棚に陳列してあるギターにくぎ付け。安易に触ろうとするのを制するのが大変。


「あれは大人用だから触れない」となだめたところ,「あ,こどものバイオリンだ」といって別のエリアへ動き出す。ただ,その「小さなバイオリン状の楽器」もガラスケースに陳列してあるものは10万円以上。


果物形状のマラカス(1個数百円)でも買ってごまかそうと思ったが,こうなるとテコでも動かないのが特徴の次男。ふだんの家族の行動が長男優先になっていて申し訳ないという気持ちもあり,ついつい甘い考えと,楽器屋さんとの縁を考えて,そのお店で一番安い「バイオリン状の楽器」を買う。


次男が家に帰っても「バイオリン」と信じて疑わない楽器の正体は「ウクレレ」。私自身が欲しかった楽器でもある。とりあえずチューニングの仕方を理解して,音を合わせる。次男は,どこかで映像で記憶していたのか,ウクレレを肩の上に乗せて弾こうとする。


次男が寝るや,簡単なコードを弾いてみる。ガットが柔らかく,ギターよりずっと手軽だ。しばらく私のほうがはまるかも。