Footprints

弁護士・伊藤雅浩による仕事・趣味・その他雑多なことを綴るブログ(2005年3月開設)

遅参届

裁判所での修習期間中は,登庁時刻が9時20分。1分でも遅れると,「遅参届」の提出が必要になる。


出勤管理は,裁判所の中にある大部屋に設置された名簿に印鑑を押すという方法で行われている。その名簿が9時20分ちょうどになると回収されてしまう。そのまま放置すると,無断欠勤ということになる。


「遅参届」には,遅刻した理由を書き,署名押印して,配属部の裁判官からも印鑑をもらって総務課へ提出しなければならず,かなりメンドクサイ。この手間が発生することだけでも遅刻に対するかなりの抑止力になる。


本日,2回目の遅参届*1。その理由は一つではなく,

  • 朝,どうしても定期券が見つからなかったこと
  • 雨がやんでいると思っていたところ,まだ降っていて,自転車で登園できず,ベビーカー&傘で登園しなければならなかったこと
  • 朝,どうしても次男の連絡帳が見つからなかったこと
  • 出発直前に子どもがぐずったこと


が同時多発的に生じてしまったからである。毎日,保育園経由で登庁することから,不測の事態に備え,15分から20分程度のバッファを見込んで家を出るのだが,本日は,これを食いつぶし,結局8分の遅刻。


遅参届中の「理由」欄の記載に悩まされたが,ほぼ上記のとおり正直に書いた。部長(配属部の裁判官)の印鑑をもらうときに苦笑されたが。

*1:ちなみに1回目はインフルエンザに罹ったとき